2021年04月25日
S&T M249分解整備…(その2)
前回、S&T M249を分解して使えるようにしようと思いましたが、中身をみるとやはり「中華ガンだなぁ…」と思う部分があり、先が思いやられています。
まずはバリの多かったメカボックスはレールを研磨しバリを取り除きました。
ピストンレールだけでなく、ノズルが前後する部分もバリが多いので研磨しました。
加速ポートがバリだらけのシリンダーは研磨し取り除こうかとおもいましたが、手持ちで同等サイズのシリンダーが見つかったので交換することにしました。
なんか、赤いシリンダーは内部の抵抗が大きそうだったので気分的に使うのはイマイチだったので丁度いいです。
ピストンヘッドは後方吸気タイプだったのですが、前進時の吸気穴が大きすぎるのでピストン前進時にOリングが開きすぎて抵抗になりそうだったので、交換です。
交換ついでにAOE調整のパーツをピストンヘッドとピストンの間に入れました。
これをすると、ピストンのラックの後方2つを削り取らないと必ずギアクラッシュします。
ちなみにピストンはマルイ純正を使っています。
これは何故かというとS&T純正のピストンだと内径が狭くスプリングが入るものの、内部と接触し抵抗が大きくエネルギーのロスにつながっているからです。あと、マルイだとピストンラックが樹脂なので削り取るのが楽だったというのもあります。
ノギスで計測するとS&Tのピストンはやや内径が狭いことが分かります。
次に一番苦労した。ノズルとチャンバーです。
ノーマル状態だとノズルが前進しきろうとすると、チャンバーにノズルが接触してもタペットプレートは前進しきっておらず、更に前進しようとしています。更に前進するとチャンバーが変形してしまいます。
このままでも発射可能なのですが、チャンバーが変形するぐらい前進するとチャンバーパッキンの寿命は短くなり、特にフルオートオンリーなのでスグにトラブルが発生しそうですし、このせいで初速が安定していません。変形するせいで気密が取れなくなっているのかもしれないです。
それにノズルの先端もバリが多く、妙に穴が大きいので改良ポイントだと思います。
マズはノズル先端内に真鍮パイプを入れノズル径を絞り、ノズルの先端を先細りする加工を施します。
これをすることにより、ノズルが前進しきった際に、ノズルはチャンバーパッキン内に入り込み無理な変形を防ぎ、入り込むので気密アップにもつながります。
そしてノズル先端に真鍮パイプを入れ絞ったのは流速効果を狙ったわけでなく、径が大きすぎてBB弾がノズル内に入り込みすぎるのを防ぐためです。
既に先端先細り加工をしてしまっていますが、ノズル内に何も入れてない状態でBB弾をノズル先端に置くと、かなりノズル内に入り込みます。
真鍮パイプをノズル先端に入れると、BB弾の入り込みが少なくなります。これによりノズルが前進した際、BB弾の位置が前になり、つまずきホップ解消につながります。
あとノズルの先端を先細りにしているので耐久性が下がっているので、真鍮パイプで補強の役目もあります。
一番、気になったのはホップラバーが丸いゴム棒が縦に入っており、マルイのようなゴム管を横に配置するタイプではないということでしたが、構造上、これはイジりにくい箇所だったので不具合が出たら考えることにします。
これで組み上げ初速を計測すると…
初速は0.2g弾で87m/s→93m/s
サイクル秒間18発から20発となりました。
サイクルアップしたのは実は、ギア鳴りが酷くなってしまったのでベベルギアとピニオンギアを交換したところ、急に軽快に回るようになりサイクルアップとなりました。
初速にあっては、スプリングはそのままだったのに5m/s上昇し、やはり気密が取れていなかったせいだと思いました。
フロントバイポットを取り外し、グリップポッドに変更し、サバゲに参加したら、フィールドの初速測定で測定員の方に「このS&T M249、やたら軽快に回り、良く飛びますね」と言われたので一応はカスタム成功だったと思います。
弾道もかなり素直で狙った箇所に吸い込まれるように飛びました。チャンバーの押しゴムが変な取り付け方だったのですが問題なさそうです。
各紹介サイトで高評価だったS&T M249でしたが、やはり手を入れてやらないとダメかなぁと思える機種でした。
まずはバリの多かったメカボックスはレールを研磨しバリを取り除きました。
ピストンレールだけでなく、ノズルが前後する部分もバリが多いので研磨しました。
加速ポートがバリだらけのシリンダーは研磨し取り除こうかとおもいましたが、手持ちで同等サイズのシリンダーが見つかったので交換することにしました。
なんか、赤いシリンダーは内部の抵抗が大きそうだったので気分的に使うのはイマイチだったので丁度いいです。
ピストンヘッドは後方吸気タイプだったのですが、前進時の吸気穴が大きすぎるのでピストン前進時にOリングが開きすぎて抵抗になりそうだったので、交換です。
交換ついでにAOE調整のパーツをピストンヘッドとピストンの間に入れました。
これをすると、ピストンのラックの後方2つを削り取らないと必ずギアクラッシュします。
ちなみにピストンはマルイ純正を使っています。
これは何故かというとS&T純正のピストンだと内径が狭くスプリングが入るものの、内部と接触し抵抗が大きくエネルギーのロスにつながっているからです。あと、マルイだとピストンラックが樹脂なので削り取るのが楽だったというのもあります。
ノギスで計測するとS&Tのピストンはやや内径が狭いことが分かります。
次に一番苦労した。ノズルとチャンバーです。
ノーマル状態だとノズルが前進しきろうとすると、チャンバーにノズルが接触してもタペットプレートは前進しきっておらず、更に前進しようとしています。更に前進するとチャンバーが変形してしまいます。
このままでも発射可能なのですが、チャンバーが変形するぐらい前進するとチャンバーパッキンの寿命は短くなり、特にフルオートオンリーなのでスグにトラブルが発生しそうですし、このせいで初速が安定していません。変形するせいで気密が取れなくなっているのかもしれないです。
それにノズルの先端もバリが多く、妙に穴が大きいので改良ポイントだと思います。
マズはノズル先端内に真鍮パイプを入れノズル径を絞り、ノズルの先端を先細りする加工を施します。
これをすることにより、ノズルが前進しきった際に、ノズルはチャンバーパッキン内に入り込み無理な変形を防ぎ、入り込むので気密アップにもつながります。
そしてノズル先端に真鍮パイプを入れ絞ったのは流速効果を狙ったわけでなく、径が大きすぎてBB弾がノズル内に入り込みすぎるのを防ぐためです。
既に先端先細り加工をしてしまっていますが、ノズル内に何も入れてない状態でBB弾をノズル先端に置くと、かなりノズル内に入り込みます。
真鍮パイプをノズル先端に入れると、BB弾の入り込みが少なくなります。これによりノズルが前進した際、BB弾の位置が前になり、つまずきホップ解消につながります。
あとノズルの先端を先細りにしているので耐久性が下がっているので、真鍮パイプで補強の役目もあります。
一番、気になったのはホップラバーが丸いゴム棒が縦に入っており、マルイのようなゴム管を横に配置するタイプではないということでしたが、構造上、これはイジりにくい箇所だったので不具合が出たら考えることにします。
これで組み上げ初速を計測すると…
初速は0.2g弾で87m/s→93m/s
サイクル秒間18発から20発となりました。
サイクルアップしたのは実は、ギア鳴りが酷くなってしまったのでベベルギアとピニオンギアを交換したところ、急に軽快に回るようになりサイクルアップとなりました。
初速にあっては、スプリングはそのままだったのに5m/s上昇し、やはり気密が取れていなかったせいだと思いました。
フロントバイポットを取り外し、グリップポッドに変更し、サバゲに参加したら、フィールドの初速測定で測定員の方に「このS&T M249、やたら軽快に回り、良く飛びますね」と言われたので一応はカスタム成功だったと思います。
弾道もかなり素直で狙った箇所に吸い込まれるように飛びました。チャンバーの押しゴムが変な取り付け方だったのですが問題なさそうです。
各紹介サイトで高評価だったS&T M249でしたが、やはり手を入れてやらないとダメかなぁと思える機種でした。
Posted by H&M 10/22 at 21:55│Comments(0)
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